5月24日に開催された福井市自然史博物館主催「カエル観察会」。
なんと今年は15名の枠に60名ほど応募があったとのこと…厳選なる抽選の結果当選しました!
毎年ハガキでの応募をネットで気軽に応募できるようになったからかな?
自分でもびっくり、カエル運に恵まれた?w
今年は去年に比べて1ヶ月ほど早い開催で、シュレーゲルアオガエル狙いで早めたとのこと。
念願のシュレーゲルアオガエルを捕まえることができるのか!?
まずはくにみクラゲ公民館の館長、田中さんからご挨拶。(元松島水族館カエル担当)
そして、福井市自然史博物館の出口さんより、アマガエルのお話を聞くことができました。
最近発見され、実はアマガエルは2種類に分かれていることが判明。
ニホンアマガエルとヒガシニホンアマガエルの見分け方を解説していただきました。
足を広げると太もも裏?に模様があるか、ないかで判別します。
今までアマガエルは捕まえてましたが、ここまで見てなかった。
その分布が丁度福井から分かれていて、今回捕まえたアマガエルたちはどっちなのか?の調査も行います。
今回もらった資料(※愛知教育大学プレスリリース)
ちょっと脱線しますが、愛知教育大学はカエルの研究や調査をしていて、今までにも新種のカエルを発見しています。調べたらカエルの資料が色々出て来たので気になる方は検索して見てください!こんな大学いきたかったなー。カエルの調査、研究楽しそう…
話を戻しまして、いざカエルを捕まえに出陣!
広い田んぼの畦道をカエル探して歩き回る。あいにくの雨模様でしたが、カッパを着ていても涼しいしカエル日和につきます。
まずはアマガエルを確保。ちびっ子くて可愛いやつ♩
その後はトノサマガエルやツチガエルを捕まえ、シュレーゲルアオガエル探しに専念。
シュレーゲルアオガエルの鳴き声は聞こえてくるけど捕まえることができず3年連続確保ならず。残念。
集合場所に戻りまして、カエルの種類とアマガエルの仕分け作業をやっていきます。
果たしてニホンアマガエルとヒガシニホンアマガエルがどんな分かれ方をしてるのか…。
足をみょーんっと伸ばして足の柄を確認。全員の確認が終わったら集計結果を発表。
ヒガシニホンアマガエルはロシア経由で、ニホンアマガエルは中国経由で入って来たとか…
今回捕まえたカエルは…
アマガエルは全部ヒガシニホンアマガエルでした。30匹
ツチガエルは9匹
トノサマガエル13匹、その内高田型が2匹
(高田型ってなに?って方は去年のカエル観察会の記事を見てね!)
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福井市自然史博物館「2024年カエル観察会」に行ってきた話!
今年も自然史博物館が開催したカエル観察会に参加して来まし ...
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おそらく福井でアマガエルの種類を調べたのは初なんじゃないかと出口さんが言っていて、カエルの最先端を行ってる感じで嬉しかったり♩
そして今日捕まえたアマガエルの中に色素が薄い「青いアマガエル」もいました。
か、可愛い!!毎年これを発見してる人が新聞載っていたり…。
みんなが観察してる時に虫籠で鳴く空気の読めないカエルがw警戒心というものがないトノサマガエルw面白い。
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観察が終わった後は、カエルとのお別れの時間がやって来ました。
名残惜しそうにカエルを逃がしていく子どもたち。
去っていくカエルたち…
去っていっても目立つ青いアマガエル。鳥たちに狙われやすいんだろうなー。頑張って生きろよー
今年もあっという間の2時間でした。開催時期も早く、雨模様だった為涼しくて快適な気温。毎年暑くてバテバテでしたが、涼しい方が嬉しい。
応募人数も増えて来たし、来年は2日間開催とかしてくれないかな?
ちらっと聞いた話ではもしかしたら来年は違う場所での開催になるかも?!
貴重な福井のカエルイベント。もっと増えてくれることを期待してます。
関係者の方々ありがとうございました。