おたま日記

福井市自然史博物館「2024年カエル観察会」に行ってきた話!

今年も自然史博物館が開催したカエル観察会に参加して来ました。

去年も参加したこのイベント!今年も楽しみにしてました♩

去年は参加者3人と少人数でしたが、今年は行ってびっくり!参加者いっぱい…。ざっと20人ぐらい居たような…。

今年も講師はくにみクラゲ公民館の館長田中さん。

なんでクラゲ公民館の人が講師なのかと言うと、元々松島水族館でカエルの飼育員を3年ほどやっていた、カエル好きの館長だからです♩

参加人数が多いため今回は、講師の田中さんチームと自然史博物館の出口さんチームに分かれてカエル散策。

私は子どもたちが捕まえてくるカエルを眺めて満足w

楽して撮影したりカエルを眺めて観察したりと遊んでいました。ギンギンに晴れて炎天下暑い気温でしたが、カエルに夢中のあっという間の2時間でした。

この時期のアマガエルは上陸したてのアマガエルちゃんばかりで、ちっこくて可愛かったです。

小さくてもスイスイ泳ぐ姿は立派なカエル!オタマジャクシからカエルになって泳ぎ方を教えてもらうわけでもないのに、なぜ上手に皆んな泳げるのか…カエルは不思議なことが多い生き物でやっぱり惹かれます。不思議なことがたくさんあるから好きなカエル知れば知るほど、謎が増えていく気がします。

そして、カエルを捕獲したあとは、毎年恒例カエルの観察。捕まえたカエルを見ながらスケッチ。

さらっと描いて終わってしまった私…子ども達はじっくり観察してしっかり描いていました。

今年も捕獲されたカエルは「アマガエル」「ツチガエル」「トノサマガエル」の3種類。

去年同様シュレーゲルアオガエルは捕獲できず、残念。

でもトノサマガエルで珍しい背中模様のカエルちゃんがいました。

大体のトノサマガエルは背中に線があり、その線がない子が居たんです。

線なしのトノサマガエルは「高田型」と言うらしく、北陸地方に稀に出現するとか…。

高田型のトノサマガエルは新潟県上越地方(旧高田地方)で最初に棲息が確認されたので、名前が高田型と呼ばれるようになったらしいです。

トノサマガエルと言ってもよく見ると背中の模様や色が1匹、1匹違うので観察していても面白い。

オスメスの見分け方は、白っぽいのがメス、緑っぽいのがオスで、色味がわかりにくい場合もあり、最終手段は鳴くのがオスと講師の田中さんが言っていましたw

これが1番わかりやすい気もしますw

観察が終わったらカエルさんともお別れ…元いた場所へリリース。

今年はたくさんの人が集まり、福井でカエル好きがたくさんいることに嬉しく思います♩

もっとカエルのイベント開催してくれないかなー?カエル保護活動とか研究のお手伝いとか。

これからもイベントがあったら情報ください!!!!カエル情報求む!!!!

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